2026年度大学入学共通テスト 平均点が発表されました

今回の「令和8年度大学入学共通テスト 平均点(中間集計)」の発表は、今年の試験全体の“難化傾向”をかなりはっきり示す結果になったと言えます。

まず注目すべきは、国語・物理・情報Ⅰといった主要科目で平均点が大きく下がった点です。特に国語は200点満点で約116点と、前年より10点以上低下しており、「読みやすさ」よりも「思考力・処理力」を強く求める出題だったことがうかがえます。

一方で、化学や基礎科目の一部は平均点が上昇しており、科目間で難易度のばらつきが見られるのも今年の特徴です。これは受験生にとっては「得意科目でどれだけ稼げたか」がより重要になる年だったとも言えるでしょう。

また、この中間集計は約22万人分の答案をもとにした暫定値であり、最終結果とは数点のズレが出る可能性がありますが、大きな傾向はほぼこの時点で見えてきます。

総合的に見ると、令和8年度は
「全体的にやや難化+科目間の差が大きい年」
という評価が妥当でしょう。

受験戦略の観点では、平均点が下がった年ほど「ボーダーラインも下がる」ため、自己採点で思ったより点が低くても悲観しすぎる必要はありません。むしろ、周囲も同じように苦戦している可能性が高く、ここからの出願判断がより重要になる局面と言えます。