公立高校入試の変更点

最近お問合せが多い公立高校入試の変更点について説明しておきます。

この変更は2022年度入試より実施されるので、現中2・3年生(2019年度)には関係ありません。現中1年が受験するところから適用される変更です。

(1)学校裁量問題の廃止

(2)試験時間が1教科45分から50分に

(3)1教科60点満点が100点満点に

 

「学校裁量問題」は2009年に導入された仕組み。各高校の裁量で標準問題よりも難しい問題を入試で出題するというものです。標準問題は基本にウエイトを置いた比較的簡単な問題であったため、各地のトップ校では受験者の得点に差がつかず、実際はうっかりミスの有無だけで合否を判定するようになってしまっていました。これを是正するために裁量問題(難しい問題・国数英のみ)を導入し、学力(実力)差をテストで測りやすくしました。

これまでは裁量問題で受験生の「学力差」を測りやすくしていましたが、(2)受験時間を増やし(3)満点を100点にすることで「学力差」を測りやすくしたというところでしょうか。

教育委員会によると『すべての教科で基礎的・基本的な知識および技能とともに、思考力、判断力、表現力などについてもバランスよく出題する方針』との事。
恐らく問題のレベルは基礎的なものから難度が高い問題まで幅広く出題され、記述式問題が増えるのかも知れません。全体の問題量も増えることが予想されますので、私たちとしても今から対策を練る必要があります。

学力点が500点満点になることから「今までは『内申点315満点、入試点300点満点、合計615点満点』だったのが『内申点315満点、入試点500点満点、合計815点満点』になるから学力点が現状よりも重要になるの?」と質問されることがよくあります。これに関して答えは「NO」です。

一般入試の定員70%は『内申点:学力点=5:5』で合否判定する。残り15%は内申重視枠『内申点:学力点=△:△』、15%が学力重視枠『内申点:学力点=〇:〇』(△〇は各高校が独自に決める)で合否判定することになっています。これに関しての変更は発表されていないので、基本『内申点:学力点=5:5』に変わりは無いものと考えています。

最後の方、説明が雑になってしまいましたが、また情報入りましたら更新致します。

新しい大学入試について

センター試験は2020年1月の実施を最後に廃止され、これに代わり「大学入学共通テスト」が2021年1月からスタートします。現行の学習指導要領で学んだ生徒が受検する2024年1月までと、次期学習指導要領で学んだ生徒が受検する2025年1月以降で制度設計を分けて検討されています。

現行のセンター試験は全てマークシート方式で実施されていますが、大学入学共通テストでは記述問題が導入されます。当初は国語と数学で実施され、2025年1月以降からは地理歴史・公民や理科分野に広げることが検討されています。

国語の記述問題は、20~30字程度、40~50字程度、80~120字程度を記述する問題が1問ずつ出題される予定となっています。試験時間は現行のセンター試験の80分から100分に延長されます。また、記述問題の評価はマーク式問題の配点とは別に5段階程度の段階別評価となる予定です。

数学の記述問題は、「数学Ⅰ」の範囲から3問、マーク式問題と混在する形で出題されます。記述問題の配点は1問5点、マーク式問題と合わせて合計100点となる予定です。試験時間は現行のセンター試験の60分から70分に延長されます。

英語は、2024年1月までは大学入試センターが作問する共通テストと、認定試験(民間の資格・検定試験を利用し、読む・聞く・書く・話すの4技能を測定する)の両方が用意されます。2024年4月以降は認定試験のみとなる予定です。国立大学は両方を利用し、公立大学や私立大学はいずれかまたは両方を利用できます。※北大・東北大・京都工芸繊維大は、認定試験は利用しないと公表しています。

共通テストについて、試験時間は「筆記(リーディング)」80分、「リスニング」60分で変更はありません。配点は、「筆記(リーディング)」100点、「リスニング」100点となる予定です。

認定試験は、英検・TEAP・GTEC・TOEFL・IELTS・ケンブリッジ英検から各生徒が選択し、高3の4月~12月までに2回試験を受けて成績の良い方が採用となります。その成績結果で、国際指標CEFR(セファール)に基づきA1・A2・B1・B2・C1・C2の6段階評価となる予定です。評価の取り扱いは各大学によって異なり、出願条件にのみ使う大学もあれば、段階別で加点する大学などもあります。

 

新しい「大学入学共通テスト」にはまだまだ不確定な部分がたくさんありますので、新しい情報が入り次第随時お知らせ致します。

2020年度道内私立高校入試日程発表

道内私立高校の2020年度入試日程が発表されました。

例年同様学校ごとに「A日程」or「B日程」に分かれますが、多くの学校がA日程となっており札幌圏以外の受験生は私立2校受験が困難になっています。

2020年度入試も日程を変更した学校がありますので確認が必要です!

 

詳しくはコチラ↓ををご覧ください。

http://www.e-selc.net/jyouhou2_shiritu.html

『教務担当・ひとり言』~公立高校配置計画

教務課 猪口です。

北海道教育委員会が平成30年度~平成32年度の公立高校配置計画案を公表しました。

『道内の全日制の高校(対象39校)で、平成32年度までに学級数を41減らす』との事です。

北海道では生徒数の減少が続き、中学校を卒業した生徒数が今年は約4万5000人と30年前のほぼ半数にまで減少しました。ですから当然学級数削減・学校の統廃合は避けることができませんよね。道立高校の数も今年4月現在で201校と、10年前より30校減っています。

『学級数を41減らす』というと1学級が40人ですから、3年間で『1640人分の入学者間口を減らす』ということになります。スゴイ減らし方だなぁと思うかも知れませんが、実際には3年間で生徒の数が2000人以上減るので、高校入試時の募集倍率(志願者数÷募集定員)は下がる見込みなんです。つまり『実際はまだまだ減らし足りない、もっと減らさなければ』という状態なんです。

また十勝管内の幕別高校と、同じく幕別町内の江陵高校が統合されることも発表されました。幕別高校は公立、江陵高校は私立。公立高校と私立高校の統合は道内では2例目ですが、恐らくこの様なカタチで姿を消す地方の私立高校が今後増えていくのでしょう。ちなみに江陵高校は平成31年4月から生徒の入学を停止し、道立幕別高校の学級数を現在の1学年1学級から3学級に増やす計画だそうです。

これだけ生徒が減り、学校配置も変わると同じ学校でも学校の「質」や卒業後の進路に影響が出ることは避けられません。例えば上川南学区(旭川及び近郊)のトップ校である名門「旭川東高校」は平成32年度に学級数が7から6に削減されます。生徒が減ると教員の配置も変わります。科目やコースの選択の幅も狭くなってしまいます。少子化時代・・・、しかたのないことなのでしょうか。

高校の配置計画。もっと大胆な改革を行なわなければ、子供たちの将来にも影響が出るのではないのでしょうか。中学生の皆さん、自分の将来を見据えてじっくり高校選びをしましょう。まずは今日の家庭学習をしっかりやろうね!

参考

NHK news web

平成30年度~平成32年度の公立高校の配置計画案(道教委PDF)

平成28年度公立高等学校入学者選抜の出願状況発表

平成28年度公立高等学校入学者選抜の出願状況が発表されました。

本日の道新夕刊や北海道教育委員会HPで確認出来ます。

近日中に当サイトでも情報をアップする予定です。

北海道教育委員会HP

http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/

平成28年度道立高等学校入学者選抜の実施要項等

北海道教育委員会より『平成28年度道立高等学校入学者選抜の実施要項等』が発表になりました。

28年度公立高校入試の主な日程は以下の通りです。

 

◆平成27年11月上旬

生徒募集人員の発表

 

◆平成27年12月4日

入学願書配布

 

◆平成28年1月20日

出願受付開始(推薦及び一般、連携型)

 

◆平成28年1月27日

出願状況発表⇒出願変更受付開始

 

◆平成28年2月12日

推薦入試面接試験実施

 

◆平成28年2月15日

出願変更状況の発表

 

◆平成28年2月19日

推薦入試合格内定者発表

 

◆平成28年2月22日

推薦入試不合格者再出願

 

◆平成28年2月29日

最終出願状況発表(一般入試の倍率確定)

 

◆平成28年3月3日

一般入試学力検査実施

 

◆平成28年3月4日

一般入試面接・実技・作文の実施

 

◆平成28年3月16日

合格発表

 

◆平成28年3月18日

二次募集人員発表

 

◆平成28年3月22日

二次募集願書受付

 

◆平成28年3月28日

二次募集合格発表

 

★上記日程は変更になる可能性があります。日程は必ず学校の先生に確認してください。

また北海道教育委員会ホームページでは高等学校入学者選抜の実施要項等詳細情報を公開しています。是非ご覧ください。http://www.dokyoi.pref.hokkaido.lg.jp/hk/kki/H28nyusen_tebiki.htm

上川南学区再編情報[追記]

先日、上川南学区再編(旭川凌雲高と旭川東栄高の統合)に関する記事を掲載しましたが、新高校名称がほぼ確定したそうです。

『旭川永嶺高等学校』

あさひかわえいりょう と読みます。

違和感アリアリですが、それは時間が解決してくれるでしょう。

 

上川南学区再編情報

旭川凌雲高等学校と旭川東栄高等学校の統合に関するお問合せを多数頂いております。

しかしながら、なかなか新しい情報が出てきません。

新設校に関して解っている情報は以下の通りです。

 

★凌雲高校(4クラス)と東栄高校(4クラス)を統合し、平成28年度より新設校(7クラス)を設置

★新設校は普通科単位制を導入

★校舎は凌雲高校の校舎を使用する

★新設校の制服は平成27年度中に決定

★新設校校名は未定、平成28年9月に公式決定・発表の予定

 

「新校名」はやっぱり気になりますよね。

私たち教務課の職員の間でも「新校名当てクイズ」で盛り上げっています。

かつて、室蘭東高校と室蘭商業高校の統合で「東翔高校」を見事的中(正確にはニアピン)させたS課長は地域名を使って「永山高校で決まり」と勝手な事を言っています。

はたして永山高校になるでしょうか(笑)

 

入試合格圏に関してのお問合せもたくさん頂戴していますが、こればかりは予想の域を出ません。

しかしながらボーダー圏は『現状の旭川南高校より上』と考えるのが無難でしょう。

公立高等学校入学者選抜学力検査問題の公開

北海道教育委員会ホームページでは『公立高等学校入学者選抜学力検査問題』を公開しています(著作権が保護されているため、国語と社会の一部は掲載していません)。

最新のH27年度入試問題も掲載されました。中学生は是非ご覧になっておいてください!

公立高等学校入学者選抜学力検査問題はコチラ

 

 

H28年度公立高校入試検査日決定

北海道教育委員会より『平成28年度北海道立高等学校入学者選抜学力検査日等について』の発表がありました。

4月から中学3年生になる生徒の公立高校入試の日程です。

さぁ、準備をはじめるよ~

この記事の続きを読む