新しい大学入試について

センター試験は2020年1月の実施を最後に廃止され、これに代わり「大学入学共通テスト」が2021年1月からスタートします。現行の学習指導要領で学んだ生徒が受検する2024年1月までと、次期学習指導要領で学んだ生徒が受検する2025年1月以降で制度設計を分けて検討されています。

現行のセンター試験は全てマークシート方式で実施されていますが、大学入学共通テストでは記述問題が導入されます。当初は国語と数学で実施され、2025年1月以降からは地理歴史・公民や理科分野に広げることが検討されています。

国語の記述問題は、20~30字程度、40~50字程度、80~120字程度を記述する問題が1問ずつ出題される予定となっています。試験時間は現行のセンター試験の80分から100分に延長されます。また、記述問題の評価はマーク式問題の配点とは別に5段階程度の段階別評価となる予定です。

数学の記述問題は、「数学Ⅰ」の範囲から3問、マーク式問題と混在する形で出題されます。記述問題の配点は1問5点、マーク式問題と合わせて合計100点となる予定です。試験時間は現行のセンター試験の60分から70分に延長されます。

英語は、2024年1月までは大学入試センターが作問する共通テストと、認定試験(民間の資格・検定試験を利用し、読む・聞く・書く・話すの4技能を測定する)の両方が用意されます。2024年4月以降は認定試験のみとなる予定です。国立大学は両方を利用し、公立大学や私立大学はいずれかまたは両方を利用できます。※北大・東北大・京都工芸繊維大は、認定試験は利用しないと公表しています。

★2019年11月1日、文部科学大臣から、2021年度入試から導入が予定されていた、英語民間試験活用のための「大学入試英語成績提供システム」の導入を見送るとの発表がありました。またこれに続き2019年12月17日には国語と数学への記述式問題導入を見送るとの発表がありました。このページに掲載されている内容は、これら発表より以前の情報ですのでご注意ください。

 

共通テストについて、試験時間は「筆記(リーディング)」80分、「リスニング」60分で変更はありません。配点は、「筆記(リーディング)」100点、「リスニング」100点となる予定です。

認定試験は、英検・TEAP・GTEC・TOEFL・IELTS・ケンブリッジ英検から各生徒が選択し、高3の4月~12月までに2回試験を受けて成績の良い方が採用となります。その成績結果で、国際指標CEFR(セファール)に基づきA1・A2・B1・B2・C1・C2の6段階評価となる予定です。評価の取り扱いは各大学によって異なり、出願条件にのみ使う大学もあれば、段階別で加点する大学などもあります。

 

新しい「大学入学共通テスト」にはまだまだ不確定な部分がたくさんありますので、新しい情報が入り次第随時お知らせ致します。